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<title>MOKUMOKU’Ｓ　ＭＵＲＭＵＲ</title>
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<description>演劇　映画・テレビ　小説と時々詩作の日々</description>
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<item rdf:about="http://hishiya.cocolog-nifty.com/mokumoku/2012/05/post-628e.html">
<title>「王朝文化の華　陽明文庫名宝展」を観て</title>
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<description>　京都国立博物館で開催中の「王朝文化の華　陽明文庫名宝展」を観てきました。会期の...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　京都国立博物館で開催中の「王朝文化の華　陽明文庫名宝展」を観てきました。会期の終わりが近いこともあり、平日でありながら１１時半現在で３０分待ちという混雑ぶりでした。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　「陽明文庫」というのは開戦前の首相で藤原氏を先祖にもつ「近衛文麿」が、近衛家に伝わる古文書や古美術を保管するためにつくった施設で、今回はその中から８件の国宝を含めた、１４０件が紹介されていました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;&amp;nbsp; サブタイトルは「宮廷貴族近衛家の一千年　これぞ宮廷ライフ」と銘打っていましたが、それを伺い知れる展示物のほとんどが古文書でした。工芸品や絵画とは違って、文字が並べてあるだけの古文書の類いは、いつもならスルーしています。しかし、今回は違いました。字は読めないのですが、その文字を書いた歴史に残る人物を身近に感じて、筆跡をただただ追っていました。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　特に藤原道長の書いた「御堂関白記」という日記は、圧巻でした。正月の様子、娘彰子のこと、一条天皇崩御のありさまなど、２４年間にわたり記録されていました。きっと几帳面な性格だったのでしょう、線で区切られた巻紙に暦やイベント、そしてその時の細かい出来事の書き込みなど、目を見張らされました。あの有名な尊大な歌の作者を、この日記からは想像できませんでした。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　道長はこの日記は人に見せるために書いたのではないと言っていたそうですが、１０００年後にこうなっているとは思いも寄らなかったことでしょうね。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　大河ドラマ「平清盛」で登場している氏長者「藤原忠実」（國村肇さん演じる）の書もありました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　そのほか、江戸時代のミニチュアの雛道具セットや、明治以降の名だたる日本画家の作品が目を引きました。しかし、京都という戦乱が絶え間なくあった街で、代々近衛家当主が必死の思いで、これらの遺産を守り抜こうとしたことに、涙ぐましいものを感じました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;img title=&quot;F1000004&quot; alt=&quot;F1000004&quot; src=&quot;http://hishiya.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2012/05/23/f1000004.jpg&quot; border=&quot;0&quot; /&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>美術展</dc:subject>

<dc:creator>モクモク</dc:creator>
<dc:date>2012-05-23T17:53:09+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://hishiya.cocolog-nifty.com/mokumoku/2012/05/post-6c5d.html">
<title>「金環日食」を見ました</title>
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<description>　「見てごらん、金環日食が始まってんで」と妻の声で目が覚めました。時計を見ると ...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　「見てごらん、金環日食が始まってんで」と妻の声で目が覚めました。時計を見ると ６時５０分、。予定の時間よりもまだ早いなぁと思いながらも、これを見逃してはならないと目をこすりながら、我が家の観測ポイントである台所にある窓へ。この時間、ちょうどこの窓から太陽が見えることを昨日確認しておいたのです。家にいながら、天体ショーが見えるとはなんてなんと幸せなことか。もっと言うと、今年の３月以前のことなら、通勤中のため見ることすらできなかったと思うと、これも退職祝いなのかもしれません。今日を見越して、観測用グラスも随分前から購入しておきました。昨日あたり、もう売り切れて品物自体がなかったそうですが。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　さっそく観測グラスをつけ、文科省の大臣が説明していたように、まず下を見てから上を見上げるという「正しい作法」で観測を始めました。「おー、まるで三日月やな」。心配していた天気もまずまずで、時々薄雲がかかりますが、形を変えていく太陽の姿ははっきりと見てとれました。心なしか外も暗くなってきたようです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　そして、いよいよ７時２８分、大阪の金環日食が始まりました。まさに、リングです。太陽が金のリングになっています。「金環」という言葉を、体感できた瞬間です。「きれいやなぁ」と感動してしまいました。自然のダイナミックな動きは、時に人間を絶望へと追いやってしまうこともあるのに、時にしてこんなにも美しい瞬間も与えてくれるのですね。我々は宇宙の中で生きていることも実感できました。次回は３００年後らしいのですが、今生きていて本当に良かったと思います。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;img title=&quot;Tky201205210080&quot; alt=&quot;Tky201205210080&quot; src=&quot;http://hishiya.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2012/05/21/tky201205210080.jpg&quot; border=&quot;0&quot; /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>日記・コラム・つぶやき</dc:subject>

<dc:creator>モクモク</dc:creator>
<dc:date>2012-05-21T09:00:20+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://hishiya.cocolog-nifty.com/mokumoku/2012/05/post-6fb7.html">
<title>「陽だまりの樹」大阪公演　１９日　昼の部を観て</title>
<link>http://hishiya.cocolog-nifty.com/mokumoku/2012/05/post-6fb7.html</link>
<description>　現在テレビでも放送されている手塚治虫作品の舞台版です。原作は読んだことはありま...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　現在テレビでも放送されている手塚治虫作品の舞台版です。原作は読んだことはありませんが、激動の幕末から明治にかけて、名だたる人物がたくさん登場する歴史ドラマのようです。今回の舞台では、歴史人物が絞られてコンパクトになったり、結末も原作とは異なったりするようですが、それだけにダブル主演の蘭方医・手塚良庵役の上川隆也、府中藩士・伊武谷万二郎役の吉川晃司の魅力がたっぷりの作品に仕上がっていました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　幕末の医者が主人公と言うと「ＪＩＮ」を思い起こしますが、同じ蘭方医でも南方先生のような熱血性を、手塚先生は持ち合わせていません。それどころか「どすけべ」で楽しい遊び人です。しかしそんな自由でこだわりのなさが、どんな人間をもそのまま受けとめられるのでしょう。だから、彼とは対極にいるような堅物で一途な武士である伊武谷万二郎とも仲良くなれたように思えます。手塚治虫の３代前になる実在のご先祖らしいのですが、なかなかの愛すべき人物です。&lt;br /&gt;　&lt;br /&gt;　&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　カッコ良さやモテ度では、千葉道場門下で剣の使い手である万二郎が抜きんでています。しかし彼は、あまりにも「武士」であろうとしたために、時代の流れに取り残されてしまいます。それは幕府の漢方医や井伊直弼が、権威や権力にすがろうとした醜さに比べれば、清々しい美しさすら感じさせますが、枯れた樹が朽ちて倒れるように、時代の渦に消えていく運命でした。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　手塚治虫は、日本人が好むような「滅びの美学」を決して認めたくはなかったのだと思います。良庵のようにひょうひょうとしてでも、カッコ悪くとも生きていくことが大事だと。最後の「命は生きるためにあるのだ」という、桜吹雪の中で絶叫するセリフが心を打ちました。　　&lt;br /&gt;　　&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　決してシリアスな感じでは無く、ストーリーもわかりやすくて、アドリブもたっぷりある（アドリブが長すぎて、たまらず巻きが入る場面もありましたが）全体的には面白く楽しい舞台でした。女好きだけどヒューマニストの良庵役を上川隆也が、はじけてそして時に熱く演じていました。特にお茶目な笑顔がとても良かったです。また純粋な心を持った武士の万二郎役を吉川晃司が、しぶくそして殺陣も見事に演じていました。特に漢詩の朗読は、当時の青年武士の気持ちが伝わるようで感動的でした。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　初々しさが感じられる吉川晃司と、硬軟使い分けできる上川隆也のコラボでしたが、同い年のなかなか面白い取り合わせだったと思います。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;脇役のみなさんもいい味を出しておられました。他に岡本健一、高野志保、長谷川純、石倉三郎らの出演。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>観劇</dc:subject>

<dc:creator>モクモク</dc:creator>
<dc:date>2012-05-19T18:25:41+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://hishiya.cocolog-nifty.com/mokumoku/2012/05/post-0b4e.html">
<title>シニア大学生になりました　７　～２０１２年のリアル～その５</title>
<link>http://hishiya.cocolog-nifty.com/mokumoku/2012/05/post-0b4e.html</link>
<description>　６０年代の大学が「政治の季節」なら、２０１２年の大学は何と呼べばいいのだろうか...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　６０年代の大学が「政治の季節」なら、２０１２年の大学は何と呼べばいいのだろうか。しいて言えば「キャリアの季節」か。６０年代から我々の７０年代にかけては、「政治の季節」と同時に高度経済成長の時代でもあった。「いちご白書」の歌詞ではないが、学生運動に身を焦がした者も、卒業を前に長髪を切り、スーツに着替えて就職を決めていったのである。ところが、この不況下、１００社以上にエントリー用紙を出しても、内定を取れない学生も多いという。そこで、大学も学生も、就職に有利なようなキャリア形成に力を入れることになる。授業中私語をしている学生に「そんなようでは就職に不利だぞ」と注意する教員もいるくらいだ。生協は就活グッズにあふれ、悪質な就活商品の販売に注意する張り紙も見られる。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt; 僕が通っているＭ学院大学でもキャリアセンターでの就職相談、エクステンションセンターでの様々な資格講座の開設と余念がない。昔では考えられないほどの、サービスである。少子化のおり、それぐらいのことをして、就職の実績を上げなければ学生も集まらないのであろう。&lt;br /&gt;　&lt;br /&gt;　&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　そのほか直接就職にはつながらないが、ひとつのキャリア形成としてボランテイアや体験実習を奨励しているようである。校内の看板に「米作り体験募集」というものまであった。けっこうそんなイベントにも積極的に参加しているらしい。昔は麻雀やパチンコに明け暮れていた学生も多かったが、大学のそばにはそれらしき店舗さえ今は無い。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　僕らの頃はボランテイアとして、自主的に障がい児の施設などにおもむいたものだが、どうやら今は就職に有利になるようにと、紹介されて参加する学生も多いと聞く。動機はどうであれ、ボランティアで役だち感を覚えればそれにこしたことはないが、功利的なだけでは、当該施設が迷惑なだけだと思ってしまう。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　大学もすべてを就職のためとだけ集約してしまうと、表面的なものだけで終わりかねない。自己形成を意識しながら学び、体験し、参加していくことで、自分のやりたいことも明確になり、結果的に企業とマッチする自分になっていくのではないだろうか。　終わり&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>日記・コラム・つぶやき</dc:subject>

<dc:creator>モクモク</dc:creator>
<dc:date>2012-05-16T08:59:06+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://hishiya.cocolog-nifty.com/mokumoku/2012/05/post-00eb.html">
<title>「ツタンカーメン展」　５月１５日　を観て</title>
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<description>　前売り券は買ってありました。しかし開催してからしばらくは、地下鉄の駅に「只今２...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　前売り券は買ってありました。しかし開催してからしばらくは、地下鉄の駅に「只今２時間待ち」とかの案内があって、当分行くのは無理かなと思っておりました。それが、退職して時間ができたので、平日の今日、雨も降っているし、開催してから２ヶ月は経っているから、少しは混雑もましかなと思い出かけてみました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　午前１０時に会場について見ると、すでに「３０分待ち」の掲示が。これでもまだましな方で、並んだとたんに列の後方が込み始め、あっというまに「１時間待ち」になってしまっていました。「恐るべし、ツタンカーメン展」。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　そして幾度となくジグザグを繰り返したあげく、ようやく３０分後にギャラリーに入れました。この手の展覧会には珍しく、ディズニーランドにあるようなシステムで、ある程度の集団をかためてひとつの部屋に放り込み、そこでオープニングの映像を見せるようになっていました。そのかたまりごと、次の展示室にまわすので、見学客の密度が限度を超えて濃くならないようになっていました。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　それでも、ゆっくり見る人が多いので後から来る集団と混じり、ガラスケースの前は満員列車並の混雑振りです。みなさん電話の子機のような音声案内（５００円）を耳にあてられているので、あちらこちらであたかも通話しているような奇妙な風景が見られました。「音声案内があってよくわかった」と、みなさんには好評だったようです。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　僕は「正倉院展」でならした作戦です。人の列について一緒に回らない。全体を見渡して、空いている展示物を探すのです。入り口は混んでいますが、奥の方は結構空いているのです。まずはそこをゆっくり見て、混んでいるところは後にまわすというものです。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt; １時間くらいで全部を見終わりましたが、さすが高額の入場料に見合うだけの展示でした。３３００年前のまさに選ばれた「秘宝」を目の当たりにすることができ、感動しました。黄金のマスクこそ見られませんでしたが、その周囲にあったとされる「黄金の短剣」や「黄金の胸飾り」は見事でした。時空を越えたその永遠の輝きが、今でもまぶしいくらいに思えました。正倉院の宝物の技術やデザインも素晴らしいですが、それとは全く違う感性と金、象牙、ガラスなどの素材でつくられた工芸品は、古代エジプトの魅力に包まれていました。&lt;br /&gt;　&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　死後の世界で、死者の身代わりになって働くとされる「シャブテイ」と呼ばれる像のあることを始めて知りました。復活した第２の人生は楽ちんできるようになっていたんですね。究極の福利厚生です。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　１９歳という若さで亡くなったというツタンカーメン王は、その神秘さゆえに今でも世界の人々から愛されているようです。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;&amp;nbsp;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>美術展</dc:subject>

<dc:creator>モクモク</dc:creator>
<dc:date>2012-05-15T16:00:21+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://hishiya.cocolog-nifty.com/mokumoku/2012/05/post-aaca.html">
<title>「エンロン」　大阪公演　１３日昼の部を観て　</title>
<link>http://hishiya.cocolog-nifty.com/mokumoku/2012/05/post-aaca.html</link>
<description>　アメリカでおきた「エンロン事件」を描いた舞台。 　かつて司馬遼太郎氏が「モノを...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　アメリカでおきた「エンロン事件」を描いた舞台。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　かつて司馬遼太郎氏が「モノをつくらないでもうけるような資本主義は資本主義では無い」と言われていましたが、今そのモノをつくらない資本主義、金融資本主義が世界を支配している感があります。金を右から左に出したり引いたりして、ただ座りながら利益を得ようとする。それで巨万の富を得る場合もあれば、破綻によってその影響が世界を駆け巡ることもあります。&lt;br /&gt;　&lt;br /&gt;　&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　お金はそもそもモノを得るためにつくられたはずなのに、今ではだれが一番多く持つかのゲームになってしまっているのです。そのために、インチキくさいものまで含めてさまざまなシステムを考えようとします。それがこの作品、エンロンという企業の社長となったジェフリー・スキリングです。難しいことはよく分からなかったですが、実際に利益が入ってないのに、利益があるかのように見せかけて株価をつりあげていくのです。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　まさにバブルです。「バブルの中にいれば外が見えない」というセリフがありましたが、 ジェフリー・スキリングが「俺が世界を変える」とのぼせあがれるくらいに、思いのままになっていくのでした。これだけのことを考えられる優秀な頭脳であれば将来を見通せたはずなのに、欲望が人間を狂わせてしまうのですね。お決まりのバブル崩壊。その結果真面目に汗水流して働いていた人が、一番の犠牲者となってしまうのです。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　これらの事は先進国どこでもおこっているはずなのに、反省も無く同じ事が繰りされるのはなぜなんでしょうか。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　結構専門的な経済用語もたくさん出てきましたが、恐竜やネズミなどを使って戯画的に描かれるので、人間の欲望や愚かさがよくわかり、全体的には映像を駆使した変化に富む面白い舞台でした。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　家庭を愛するやさしいパパが、利益を上げるためならどこまでも貪欲になれる恐ろしい程の姿を、市村正親が熱演していました。香寿たつき、ちょっとこちらがドギマギしてしまうシーンやセリフがありましたが、したたかな女性企業家を魅力的に演じていました。他に豊原功補、たかお鷹ら。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>観劇</dc:subject>

<dc:creator>モクモク</dc:creator>
<dc:date>2012-05-13T19:05:16+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://hishiya.cocolog-nifty.com/mokumoku/2012/05/post-6ee6.html">
<title>シニア大学生になりました　６　～２０１２年のリアル～その４</title>
<link>http://hishiya.cocolog-nifty.com/mokumoku/2012/05/post-6ee6.html</link>
<description>　もし大学で徹底してＩＴ化を進めるなら、学生すべてにタブレット型のパソコンを持た...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;もし大学で徹底してＩＴ化を進めるなら、学生すべてにタブレット型のパソコンを持たせて、情報の双方向の交流を行うぐらいしなければならない。しかし、それが大学教育の改革には必ずしもつながらないとも思う。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　これからの社会が求めるものとして、大学生につけて欲しい力は、思考力とコミュニケーション力であることは言うまでもない。それがパソコンやネットワークの拡大によって、逆に阻害されているのではないか。答えを直ぐにパソコンやネットに求め、それらは自分の思考のフィルターをくぐらせないまま、見た目だけの自分の思考に置き換えてしまう。これでは思考力は育たない。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　それではどうすれば良いか。大教室での授業をできるたけ回避して、多くとも３０人ぐらいの学生の参加による講義を増やす。そしてサンデル氏のような教師と学生の「対話」による授業を行うのである。その結果、学生は自分の考えを持とうと努力するであろうし、自分の考えとは異質なものの存在に気付くこともできる。それを繰り返す中で、思考力やコミュニケーション力が培われ、結果的には自分の研究テーマも見えてくるのではいか。だから１回生の早い時期から、このような授業を始めておく必要がある。もちろんすでに、ゼミや演習形式の授業は以前から行われている&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;が、一般的な教科や必修教科にまで、思考力の高まる授業が必要だと思う。続く&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;&amp;nbsp;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>日記・コラム・つぶやき</dc:subject>

<dc:creator>モクモク</dc:creator>
<dc:date>2012-05-12T11:13:58+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://hishiya.cocolog-nifty.com/mokumoku/2012/05/post-aa4a.html">
<title>シニア大学生になりました５　～２０１２年のリアル～その３</title>
<link>http://hishiya.cocolog-nifty.com/mokumoku/2012/05/post-aa4a.html</link>
<description>　＜２０１２年のリアル＞は大学の授業の様子を続けます。４０年前と大きく変わったこ...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　＜２０１２年のリアル＞は大学の授業の様子を続けます。４０年前と大きく変わったことは、ＩＴ化です。ほとんどの教室にモニター、プロジェクター、スクリーン、パソコン、など視聴覚機器が設置されていて、パワーポイントで作成したスライドを表示しての授業が行われています。一部年配の大学教員の方は、頑なに昔のスタイルを愛されておられるようですが。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　とにかく、写真や資料が効果的に提示されるので、教科書さえ必要ではないようにも思えます。それでは学生は効率的に学習できているのかと言われれば、一概にはそうではない気がします。というのは学生側の学習スタイルは、４０年前とほぼ同じルーズリーフに手書きでメモを取る、といったアナログスタイルです。提示されるスライドをひたすらメモする姿は、黒板に書き込まれた文字を写した昔とあまり変わらない。ＩＴ化は教える側には便利になったかも知れませんが、学ぶ側にとっては革命的な出来事ではありません。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　ただこれは４０年前には無かったという「革命的」な出来事がひとつありました。それは、ある先生がスライドを提示されて授業をされていましたが、学生が写す間もなく、次のスライドに切り替えられるので、業を煮やした学生が取った行動は、驚くべきものでした。手に手にケータイを持って、スクリーンを写真で撮り始めたのです。これは、レポートを書くのにネットからコピペする感覚と同じですね。学生にとってＩＴ化とは、自分の頭を通さないことになっていないでしょうか。 続く。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>日記・コラム・つぶやき</dc:subject>

<dc:creator>モクモク</dc:creator>
<dc:date>2012-05-10T13:38:39+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://hishiya.cocolog-nifty.com/mokumoku/2012/05/post-e55c.html">
<title>劇団新感線「シレンとラギ」　大阪公演　９日　昼の部を観て</title>
<link>http://hishiya.cocolog-nifty.com/mokumoku/2012/05/post-e55c.html</link>
<description>　チケットの席番号から、座席が３列目であることがわかっていて、それだけでも来る前...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　チケットの席番号から、座席が３列目であることがわかっていて、それだけでも来る前から喜んでおりました。ところが劇場に入ると、照明施設の関係からか前２列が取り払われており、なんと最前列のシートになっているではありませんか。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　初めて観た新感線の舞台・「五右衛門ロック」が先行で取れたにもかかわらず、２階席の最後尾であったことを思うと、天地の差ほどの違いです。おかげで、主演の藤原竜也、永作博美、２人をその指先まではっきり見て取ることができました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　２幕が始まる前に係員の方が、「最初に大きな音が鳴りますのでご注意下さい」とわざわざ最前列の客に言われていきました。すると目の前の筒から白い煙と共に、ロケットでも打ち上げたような耳をつんざく大音響が。新感線の持ち味はそのど派手な舞台です。今回はそれを４Ｄのごとく、すべての感覚で体感できたといってもいいぐらいです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　殺陣はまさに自分がその渦中にいるような感覚でしたし、とにかく役者の細かい動きや表情が手に取るようにわかることが、何より感動しました。今でも、藤原竜也が来ていた純白の衣装が目に焼き付いて取れないままでいます。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　いつものごとく人間の欲望、愛憎がうずまき、勧善懲悪といったわかりやすい舞台では決してありません。支配者はひたすら権力闘争に走り、殺し殺され、民衆は教団の教えに恐れおののきただひれ伏すのみ。そんなおどろおどろしい展開の中で、唯一信じられるのは、ラギ（藤原竜也）のシレン（永作博美）に対する純愛です。それは禁断の愛でありましたが、最後まで貫き通した愛の力は、暴力や権力や時の力を越えるものでありました。そして、最後に２人の血によって、巻かれた毒を浄化しようとするくだりは、放射能汚染に苦しむ日本の現状を彷彿させるものを感じさせました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　古田新太、橋本じゅんによる芸達者な掛け合いに、大笑いしました。高橋克実の強面の演技、迫力がありました。永作博美、小柄だけれどもセリフが持つパワーと身体を張った演技は見応えがありました。そして、藤原竜也。若者らしい強くそして、ひたむきな純粋さをよく表現していました。見る者をどこまでもひきつける新感線ワールドにどっぷりつかることができた、３時間でした。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>観劇</dc:subject>

<dc:creator>モクモク</dc:creator>
<dc:date>2012-05-09T21:01:00+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://hishiya.cocolog-nifty.com/mokumoku/2012/05/post-ba68.html">
<title>シニア大学生になりました４　～２０１２年のリアル～その２</title>
<link>http://hishiya.cocolog-nifty.com/mokumoku/2012/05/post-ba68.html</link>
<description>　「２０１２年のリアル」の ２回目は大学の授業の様子です。まず出席についてですが...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　「２０１２年のリアル」の ２回目は大学の授業の様子です。まず出席についてですが、「だんだん減ってくるでしょう」、と言っておられた先生の言葉とは裏腹に、初回と比べて学生の出席が減っているとは思われません。どの授業においても毎回、同数程度の学生が講義を聴いています。４０年前の大学では考えられないことです。一部の講義では、広い教室に数人しか学生がいないということもありました。それだけ学生が真面目になったのでしょうか。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　その理由に出席確認があるようです。僕らのころは、ほとんど出席のチェックはありませんでした。あっても紙が回されて、それに名前を書く程度だったと記憶しています。しかし、今は違います。Ｍ学院大学では、どの講義でもカードが配布され、名前を書いて提出するようになっています。そのカードも毎回色違いという念の入れようです。Ｆ大学はもっと進んでいて、ＩＣチップが埋め込まれている学生証を専用の機械にあてることで、出席の確認が行われます。講義への出席を厳しく求めている大学の姿と、それにきっちり答えている学生の様子がわかります。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　しかし、出席率が高いことと、授業への学習参加度が必ずしも比例はしていないようです。サボらずにとにかく授業には出席はするけれども、居眠りをする、私語をかわす、机の下でゲームをするといった学生が目立ちます。中には学生の集中度を高めるために、小テストや穴埋めのワークシート、講義途中での休憩と涙ぐましい努力をされている先生もおられます。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　少子化でこれまで手をかけられすぎたことで、大学の広い講義室では手持ち無沙汰になってしまう学生が多いのではないでしょうか。４０年前、ほとんど学生の自主性に任されていた時代とは違います。&amp;nbsp; 続く。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>日記・コラム・つぶやき</dc:subject>

<dc:creator>モクモク</dc:creator>
<dc:date>2012-05-09T10:12:45+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://hishiya.cocolog-nifty.com/mokumoku/2012/05/post-90a1.html">
<title>シニア大学生になりました　３　～２０１２年のリアル～その１</title>
<link>http://hishiya.cocolog-nifty.com/mokumoku/2012/05/post-90a1.html</link>
<description>　現在を生きる学生が、６０年代の学生運動下に生きた学生の心情を追体験しようとした...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　現在を生きる学生が、６０年代の学生運動下に生きた学生の心情を追体験しようとした本・「６０年代のリアル」が話題を呼んでいます。６０年代、自分自身はまだ中学生だったので、当時の学生の雰囲気を実体験することはできませんでしたが、あこがれがあったことは確かです。「大学はもう腐ってる」と語る教育実習生をカッコ良く思えたり、東大安田講堂の攻防戦などは息を飲んでみつめていました。そして、左派的な考えをよしとする気分が自分を支配していきました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Resize0335&quot; alt=&quot;Resize0335&quot; src=&quot;http://hishiya.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2012/05/08/resize0335.jpg&quot; border=&quot;0&quot; /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　あれから４０年たちました。今、シニア大学生となった自分が「２０１２年のリアル」として、現在の大学や学生に感じたことを書いてみます。まず、僕が大学生だった７０年代では構内に必ずあったものが、今ではもう見られません。「立て看」です。その頃は学生運動の名残があって、「アメリカ帝国主義打倒！」とか「○○闘争勝利！」とか独特の字体で書かれた政治的な大きな看板が必ずありました。そして、その前で学生がアジ演説をしていましたね。だいぶ熱は冷めていましたが、微熱程度の雰囲気はありました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　しかし、今「立て看」と言えば、「バイト王決定戦」「ダンス王決定戦」とかよくわからないイベントのものだったり、サークルの勧誘などでしか見られません。昼休みに中庭で突然女子学生がマイクを持って何やら訴えだしたので、これはアジ演説かと思いきや、よく聞くと「ゴミを散乱させるのをやめましょう」とか「タバコは喫煙コーナーで吸いましょう」とか自治会がマナーを訴えるものでした。精神がまだ幼いままなのか、批判することはいけないと思う優しい子たちなのか、スマホにネットにゲームにバイトで、関心が社会や政治に向けられないのか。いずれにしろ、「学生運動」という言葉は歴史用語になったかのようです。続く。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>日記・コラム・つぶやき</dc:subject>

<dc:creator>モクモク</dc:creator>
<dc:date>2012-05-08T10:41:42+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://hishiya.cocolog-nifty.com/mokumoku/2012/05/post-4862.html">
<title>映画「わが母の記」を観て</title>
<link>http://hishiya.cocolog-nifty.com/mokumoku/2012/05/post-4862.html</link>
<description>　見終わって、今年の映画賞をたくさん取りそうだなと思いましたが、後から調べてみる...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　見終わって、今年の映画賞をたくさん取りそうだなと思いましたが、後から調べてみると、もうすでにモントリオール映画祭とか海外では多くの賞を取っていたんですね。特に母親役を演じた樹木希林の演技が秀逸でした。焦点の定まらない視線や感情の無い表情、しかし時にスイッチが入ったかのように思いを語ると、それは息子役の役所広司ならずとも涙があふれてきました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　それだけの内容だけあって客席はほぼ満席でしたが、さすがに年齢層は平均すると、ちょっとやさしい目のテストの平均点と同じくらいだったでしょうか。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　この映画は、小説家井上靖の晩年の自伝的小説をもとにつくられています。幼いとき母親の手から離され、曾祖父の妾、「土蔵のばっちゃん」ことおぬいに預けられた洪作（井上靖）は、ずっと母親から見捨てられたと思っていました。そのような屈折した思いが、後に多くの小説を生み出すエネルギーになっていったことが明らかにされるし、自分の娘達の生活にこうるさいほど干渉するのも、自分は子どもを見捨てないという気持ちの表れであることもわかってきます。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　そのため、老いた母親に対してはしっかり向き合えないし、「認知症」となってからはより以上に、ていよくあしらうしかできない関係になってしまうのです。いつまでも「なぜ捨てたのか」という思いは消えることはありませんでした。表向きは優しくしても、心の中では母親を許していなかったのです。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　それに対して、母親は自分が壊れていっても、息子への本当の思いが時折あふれだしてくるところが切ないですね。自分がどのようになろうと、子どもを愛する気持ちをずっと抱き続ける母親の姿は、痛々しくもあり、偉大でもあり言葉では表しようがありません。だから息子もただ、涙をもってあがなうしかなかったのでしょう。&lt;br /&gt;　&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　暗くなりがちな内容を原田監督が時に軽妙に、時に重厚に描くことで、観客をよくひきつけていました。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　出演は、ひたむきに祖母を理解しようと努めた演技が光った娘役の宮崎あおい、素朴さに好感が持てた三浦貴大等他。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>映画</dc:subject>

<dc:creator>モクモク</dc:creator>
<dc:date>2012-05-05T21:15:37+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://hishiya.cocolog-nifty.com/mokumoku/2012/05/post-fc61.html">
<title>平城京天平祭に行ってきました</title>
<link>http://hishiya.cocolog-nifty.com/mokumoku/2012/05/post-fc61.html</link>
<description>　桜から新緑に衣替えした奈良を訪れました。近鉄西大寺駅で下車し、向かった先は「平...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　桜から新緑に衣替えした奈良を訪れました。近鉄西大寺駅で下車し、向かった先は「平城京天平祭」が開催されている平城宮跡。一昨年の平城京遷都１３００年平城宮博を受けて、去年から始まったそうです。あいにく黒雲が低くたれ込み、強風が吹き付ける天気でしたが、さすがにＧＷ中とあって、朝から賑わっていました。天平衣装体験といものもあって、天平人になりきりそぞろ歩く家族連れも見受けられました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;&amp;nbsp;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Resize0333&quot; alt=&quot;Resize0333&quot; src=&quot;http://hishiya.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2012/05/04/resize0333.jpg&quot; border=&quot;0&quot; /&gt;&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　今日のお目当ては、大極殿前ステージで行われる古代行事のイベントです。最初は、「鷹狩り」。といっても、実際に獲物を狩りするわけではなく、鷹を訓練する様子が披露されました。「わたり」と呼ばれて、鷹匠から鷹匠に鷹を飛び渡らせます。音で導く方に迷わず鷹が目指し飛ぶのは、一種の芸のようでもあります。今日は風が強いために風に乗った鷹が場外！に飛び出していくというハプニングや、次に使われたハヤブサが大極殿の大屋根に留まってしまい、縄張りを持つカラスから総攻撃を受けるという「見もの」もありました。しかし、鷹の鋭い目つきはさすがです。２キロ先のネズミまで見えるそうです。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Resize0328&quot; alt=&quot;Resize0328&quot; src=&quot;http://hishiya.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2012/05/04/resize0328.jpg&quot; border=&quot;0&quot; /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;img title=&quot;Resize0329&quot; alt=&quot;Resize0329&quot; src=&quot;http://hishiya.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2012/05/04/resize0329.jpg&quot; border=&quot;0&quot; /&gt;&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　イベントの２番目は、「万葉けまり」。聞き慣れない言葉ですが、これは古代の「蹴鞠」には「打毬」としてチームで競うスポーツがあったのではないかと考えてつくられた、サッカーとバレーボールを合わせたような競技です。ただ、選手のユニフォームが奈良時代の役人の衣装でなかったら、見慣れたリフティングか、セパタクロウのようにしか見えず、どちらかといえば雅な貴族の「蹴鞠」の方を見たかったかな。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;img title=&quot;Resize0332&quot; alt=&quot;Resize0332&quot; src=&quot;http://hishiya.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2012/05/04/resize0332.jpg&quot; border=&quot;0&quot; /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　そのほか天平衣装を身にまとった美しい女官たちの天平行列や、かつて存在した東市・西市を模して、奈良のうまいもんどころが集まったコーナーもありました。６日には奈良Ｂ級グルメ決定戦もあるそうです。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;img title=&quot;Resize0330&quot; alt=&quot;Resize0330&quot; src=&quot;http://hishiya.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2012/05/04/resize0330.jpg&quot; border=&quot;0&quot; /&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;天平三美人&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;img title=&quot;Resize0331_2&quot; alt=&quot;Resize0331_2&quot; src=&quot;http://hishiya.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2012/05/04/resize0331_2.jpg&quot; border=&quot;0&quot; /&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;新しいコスチュームの「せんとくん」も登場&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;&amp;nbsp;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;&amp;nbsp;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>日記・コラム・つぶやき</dc:subject>

<dc:creator>モクモク</dc:creator>
<dc:date>2012-05-04T17:13:40+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://hishiya.cocolog-nifty.com/mokumoku/2012/05/post-ea07.html">
<title>ミュージカル「神戸　はばたきの坂」　２日　昼の部を観て</title>
<link>http://hishiya.cocolog-nifty.com/mokumoku/2012/05/post-ea07.html</link>
<description> 　謝珠栄演出・振り付け、兵庫県立芸術文化センタープロデュース。 　...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;&amp;nbsp;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　謝珠栄演出・振り付け、兵庫県立芸術文化センタープロデュース。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　１９３０年（昭和５年）、世界恐慌の翌年という空前絶後の不景気のさなか、日本での生活をあきらめ、新天地ブラジルへの雄飛を思い立った人々の、渡航前最後の１週間を描いたミュージカルです。たぶん、同じ題材を扱った石川達三の小説「蒼氓」を下敷きにしていると思われますが、小説から感じられる重さや暗さはこのミュージカルにはほとんどありませんでした。最後まで前を向かせる、明るくて元気の出る舞台でした。&lt;br /&gt;　&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　それは最後に移民たちが生活した「国立移民収容所」という施設が、神戸にあったことに他ならないようです。「神戸　はばたきの坂」と名付けられたミュージカルは、彼らが目にする日本の最後の景色である六甲山が見下ろす中で、家族が抱える苦しみや悲しみを、海に向かって開かれた明るい神戸の街がいやしていく様子を描いているからだと思いました。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　国策で人減らしの為の「棄民」とさえ言われた移民達が、幾多の困難に合いながらも、生真面目に生きて行けたのも、神戸の地からブラジルに向かえたことと関係が深いのではないでしょうか。作者は過ぎ去り残してきた悲しみや苦しみよりも、今、前を向いて生きることの大切さを移民と神戸の街に託したように感じます。それは、震災を乗り越え復興をとげた人々の姿ともオーバーラップします。移民がそうであったように、夢や希望を求め人間はどこかで、踏ん切り、はばたくことが必要なのかもしれません。&lt;br /&gt;　&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　胸にせまるキャストの方々の歌にも感動しましたが、コロスと呼ばれる若者達の歌や演技が素晴らしかったです。彼らの笑顔に元気づけられた気がします。特に全員で歌った「ふるさと」は涙が出るほど心に迫り、日本の踊りも圧巻でした。&lt;br /&gt; &lt;br /&gt;　時々大阪弁のまじるセリフがおもしろく、優しい係員役を演じた坂元健児、透き通るような歌声が美しい土居祐子、エレガントな剣幸　ひたむきさを感じさせた、彩乃かなみなどの出演。たぶんタカラヅカと思われる方も観に来ておられました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>ミュージカル</dc:subject>

<dc:creator>モクモク</dc:creator>
<dc:date>2012-05-03T10:08:52+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://hishiya.cocolog-nifty.com/mokumoku/2012/04/post-a08a.html">
<title>映画「ＨＯＭＥ　愛しの座敷わらし」を観て</title>
<link>http://hishiya.cocolog-nifty.com/mokumoku/2012/04/post-a08a.html</link>
<description>　原作は荻原浩の「愛しの座敷わらし」。 　劇団四季の「ユタと不思議な仲間たち」に...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　原作は荻原浩の「愛しの座敷わらし」。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　劇団四季の「ユタと不思議な仲間たち」に登場する座敷わらしたちは、都会から来たひ弱な少年に、強く生きる大事さを教えていきますが、この映画に登場する座敷わらしは、東京から来た家族に愛をとりもどさせていきます。といっても、何をするわけでもなく、イタズラをしたり、時々姿を見せるだけなのですが。その姿や仕草がまた可愛い。しかしそれが、間引きされた子どもの霊だと思うと、悲しく哀れな気持ちにもなってしまいます。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　左遷された父親と一緒に岩手に来た家族が、茅葺きの旧家に住むわけですが、ボットン便所に、薪でわかす風呂とその文化ギャップにあたふたするあたりが、まずおかしい。都会と違う田舎暮らしの近所づきあいも、慣れない身にはストレスになっていきます。そこにしばし現れる座敷わらし。特に母親の精神状態の異変は最大級になってしまいます。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　人と人との関わりが難しくなってしまった社会にあっては、家族の絆も一筋縄ではいかないのかもしれません。そんな家族を結びつけたのが座敷わらしだった気がします。その存在を家族が共有したとき、バラバラだったひとりひとりの気持ちがつながったのだと思います。それは他人には気付かない、家族だけの秘め事であったことが、よりつながりを強化したのでしょう。また異質な存在をみんなで受け入れたというのが大きい。　&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　家族に疎んじられながらも、仕事に対しても、家族に対しても、精一杯愛情を注ごうとする父親の姿が切ない。父親だけ座敷わらしの姿が見えないというのは、きっと座敷わらしがまとわりつく隙が無いほどに、一杯一杯だったことの表れなのかもしれません。それても、そんな父親を家族の中心にすえることで、家族がひとつになれるというあたりは、忘れている大事なことに気付かされた気もします。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　こんな可愛らしい「座敷わらし」なら一人ぐらいいてもいいかと思ってしまいますが、現実には「座敷わらし」に代わる、スピリチュアルなものが家族には必要なのかもしれません。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;出演者、水谷豊　 安田成美　橋本愛　濱田龍臣　草笛光子ら。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>映画</dc:subject>

<dc:creator>モクモク</dc:creator>
<dc:date>2012-04-29T18:15:29+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://hishiya.cocolog-nifty.com/mokumoku/2012/04/post-34ba.html">
<title>嵯峨野・「祇王寺」に行きました</title>
<link>http://hishiya.cocolog-nifty.com/mokumoku/2012/04/post-34ba.html</link>
<description>　退職して初のゴールらデンウィークを迎えましたが、さすがに現役の頃に比べると、期...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　退職して初のゴールらデンウィークを迎えましたが、さすがに現役の頃に比べると、期待度が減少するのは仕方の無いことかもしれません。それでも、世間の皆様が楽しんでおられるときに、一緒に気兼ねなく楽しめるというのはうれしいものです。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　聴講生として通っている大学が、ＧＷの谷間の日を創立記念日と振り替えて休日にしていただいたおかげで、なんと９連休となりました。仕事持たない身にとっては、これを喜んでいいのか、悲しんでいいの、複雑なところです。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　ということで、ＧＷの１日目は桂にある「京都霊園」へ、両親のお墓参りにでかけ、その後はいつものように嵐山・嵯峨野に向かいました。後から知ったのですが、京都の最高気温は３０度を越え真夏日になったようです。その中、さすがにそんな暑さに慣れていない身にとっては、強い日射しに目がくらむほどでした。汗まみれになり観光人力車を引く若者の姿も痛々しげでした。それでも、嵐山を包み込むような、新緑の圧倒的な美しさは日射し以上にまばゆく感じられました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Resize0276&quot; alt=&quot;Resize0276&quot; src=&quot;http://hishiya.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2012/04/28/resize0276.jpg&quot; border=&quot;0&quot; /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　&lt;br /&gt;　&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　そして歩くほどに人の姿もまばらになったころ、目的地の「祇王寺」に到着です。緑の陰におおわれた門前に立つと、これまでの暑熱がうそのように引き、ここだけ「気」が変わったように涼やかでさわやかな風が通っていきます。参拝客もことのほか少なく、これまでの地上の緑に加えて、今度は地表の緑である「苔」の庭が静かに迎えてくれました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;&amp;nbsp;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Resize0277&quot; alt=&quot;Resize0277&quot; src=&quot;http://hishiya.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2012/04/28/resize0277.jpg&quot; border=&quot;0&quot; /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　見上げても緑、見下げても緑一色の世界は、深いやすらぎを与えてくれます。哀れな祇王、祇女の像の前で静かに座れば、鳥の声さえ舞の笛の音に聞こえてきます。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Resize0278&quot; alt=&quot;Resize0278&quot; src=&quot;http://hishiya.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2012/04/28/resize0278.jpg&quot; border=&quot;0&quot; /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　その後、横笛と滝口入道の悲恋が伝わる「滝口寺」でもしばし、静寂と緑陰に癒やされました。たまには、こんなところで何も考えないで、ただただ、あるがままにひたってみるのもいいものです。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　最後は「落柿舎」に寄ってみると、句会の真っ最中。僕も負けずに一句を詠んで、投句してきました。&lt;br /&gt;　　&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;&amp;nbsp;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.4em;&quot;&gt;「新緑の　風しみたるや　嵯峨野かな」&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;img title=&quot;Resize0279&quot; alt=&quot;Resize0279&quot; src=&quot;http://hishiya.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2012/04/28/resize0279.jpg&quot; border=&quot;0&quot; /&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>日記・コラム・つぶやき</dc:subject>

<dc:creator>モクモク</dc:creator>
<dc:date>2012-04-28T21:52:56+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://hishiya.cocolog-nifty.com/mokumoku/2012/04/post-63b8.html">
<title>コロッケ　特別公演　新歌舞伎座　２５日を観て</title>
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<description>　退職後、初の平日の舞台鑑賞となりました。観る前は「コロッケ」の物まねショーぐら...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　退職後、初の平日の舞台鑑賞となりました。観る前は「コロッケ」の物まねショーぐらいの軽い気持ちで新歌舞伎座の席につきましたが、約３週間続いた公演の「千秋楽」ということもあり、熱くなかなか奥深いものさえ感じることができました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　コロッケが初座長になってのぞんだ公演で、第一部の「しあわせ地蔵」というお芝居と第二部の「コロッケオンステージ　ものまねエンタテイメント２０１２」 の二部構成になっていました。「しあわせ地蔵」は時代劇でしたが、得意の物まねは控えめにし、藤山寛美を彷彿させるような演技でみせていました。カーテンコールで「今の時代だからこそ、人情劇をやりたかった」というコロッケの言葉通り、当たり前のようになっていてその大事さに気がつかないでいる、親子の情愛をわかりやすく、そして楽しく演じられていました。出演者は、川﨑麻世、高田次郎、汀夏子、渚あき。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;&amp;nbsp; 第２部は、文字通りコロッケの一人舞台でした。ゲストに山本譲二さんが来てられましたが、千昌夫のほくろに谷村新司のひげをつけての熱唱で、トークも含めてコロッケの引き立て役に徹してられました。&lt;br /&gt;　&lt;br /&gt;　&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　内容は書かずもがなで、爆笑につぐ爆笑で後ろの席のおばちゃんは、免疫力が一生ついたかと思われるぐらいの笑いっぷりでした。特に僕としては古畑任三郎を演じる田村正和の物まねが好きですね。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　生コロッケを初めてみましたが、そのすごさは３つあると思います。ひとつは人間観察力です。それが物まねの原動力になっていると思われますが、タレントさん以外でも大阪のおばちゃんのしぐさ、韓流ドラマでのしぐさ、血液型の違いによる会話などよく観察されていて、すべてなるほどと肯かざるを得ませんでした。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　第２はトーク力です。面白話がどこまでもリンクしていくところがすごい。特に自分に対して自分が笑うことで、その可笑しさにトゲが無くなり、和やかさが増していきます。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　３番目はハートです。最後に被災地へのボランテイアの話や、さだまさしの「いのちの理由（わけ）」を歌われ、幸せに生きることについて、考えさせられました。また時々でいいけれど、がんばっている自分をほめたり、感謝したりしないといけないという言葉には思わず胸にこみあげてくるものがありました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　第２部は普段より１時間半近く延長され、コロッケの醍醐味を十分味わえた１日になりました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>観劇</dc:subject>

<dc:creator>モクモク</dc:creator>
<dc:date>2012-04-25T20:37:39+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://hishiya.cocolog-nifty.com/mokumoku/2012/04/post-99b3.html">
<title>「熱海殺人事件　ＮＥＸＴ」　大阪公演　２１日　昼の部を観て</title>
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<description>　つかこうへいの「熱海殺人事件」の初演は１９７３年だそうです。それから４０年近く...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　つかこうへいの「熱海殺人事件」の初演は１９７３年だそうです。それから４０年近くたっての再演ですが、ここに至るまでに設定を何度か変えて再演されたものとは違い、ほぼ初演時と変わらない脚本で演出されたということです。&lt;br /&gt;　&lt;br /&gt;　&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　４０年前は爆発的なブームだったそうですが、今回の大阪公演で見る限り、空席も多々見られ、有名であるだけに少し寂しい気もしました。たぶん、時代の気分というものがあるように思えます。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　「とめてくれるなおっかさん 背中の銀杏が泣いている 男東大どこへ行く」というキャッチコピーが受けた時代、若者達は体制へ激しい抵抗を試みながらも、どこかウェットな気分を抱いていたのではないでしょうか。それでまさにその時代の気分が、「熱海殺人事件」には込められている気がします。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　当たり前の犯罪では気が済まず、とにかく自分たちの美学で「犯人」を勝手に創造しようとする刑事たち、それはほとばしるエネルギーのままに、時代を作り上げようとしていた若者達の姿とだぶります。しかし、刑事たちの思いとは裏腹に、劇中の「犯人」は地方出身者であるが故に都会の中で疎外され、偏見や差別にまみれていく中、ついに殺人を犯したことが明らかにされます。それは社会の底辺で取り残されていった者の、悲しみや痛みに通じていると感じました。この作品はエネルギーの発散と悲哀の沈殿がおりなす、時代の叙事詩であると思いました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　しかし、下り坂を歩いている現在の日本にとっては、矢継ぎ早に繰り出されるセリフのような、激しいエネルギーを受けとめられる気分ではないことは確かです。たぶん、それを和らげ、少しでも時代の雰囲気を出すために、ＡＫＢやワンピースを登場させたと思いますが、なんかとってつけた感は否めませんでした。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　ただ何があっても前を向いて胸を張るというメッセージは、昔も今も変わらないし、生きづらい今の方こそより大切であると思います。副題のＮＥＸＴもそんな意味でつけられたのでしょうか。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　つか演劇を初めて観ました。機関銃のようなセリフ、突然のダンスや、想像のつかない突然の展開に意表を突かれっぱなしでしたが、ツボになるところにはしっかりひたらされる、そんな演劇であるように思いました。低料金で、大阪バージョンは出演者によるアフタートークもあってけっこうお得感もありました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　山崎銀之丞、決めポーズと圧倒的なセリフが素晴らしかったです。長谷川京子、冷めた演技が可笑しさをもたらしていました。中村　蒼、初々しさが光っていました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>観劇</dc:subject>

<dc:creator>モクモク</dc:creator>
<dc:date>2012-04-21T21:50:06+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://hishiya.cocolog-nifty.com/mokumoku/2012/04/post-42c2.html">
<title>春の奈良　影絵展・宝冠・桜</title>
<link>http://hishiya.cocolog-nifty.com/mokumoku/2012/04/post-42c2.html</link>
<description>　４月の初めに訪れた熊本より、２週間ほど遅れて桜が満開となった奈良公園を訪れまし...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　４月の初めに訪れた熊本より、２週間ほど遅れて桜が満開となった奈良公園を訪れました。花見客で賑わう芝生広場を後まわしにして、まず向かった先は、車内の吊り広告でその美しさに魅入ってしまった「光と影のファンタジー　藤城清治　影絵展」です。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　お名前の方は存じ上げなかったのですが、モノクロで描かれた影絵を見て、幼いときＮＨＫ教育テレビで放送されていた番組を思い出しました。ちなみにケロヨンの生みの親は藤城清治さんだし、「おとぎの国のロシアの」で有名なパルナスのＣＭの影絵も氏の作品だそうです。けっこう身近におられた人なんですね。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　テレビがカラー化されるにともなってから製作された、圧倒される程に素晴らしい色彩の影絵が見事と言うほかありません。作品によっては、１枚の絵に刻まれた花や葉の数が何万とあるそうで、気の遠くなるような緻密な作業の結果、文字通り光と影があやなすファンタジックな世界が作られていると思いました。童話、宗教画、壁画、風景画と多岐にわたりますが、どの作品にも氏の戦争体験からもたらされた、平和と愛を願う強い気持ちが込められています。８８歳になられても未だ衰えぬその若々しい製作意欲にも、脱帽する他ありません。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　奈良県立美術館を後にして、次に訪れたのは「東大寺ミュージアム」です。ここはオープンされたときに１度訪れていますが、今回は修理が終わり追加展示された不空羂索観音立像の宝冠を見るためです。１万以上の宝石で飾られ、まばゆい光が見えるほどに広がる銀の棒。ガラス越しではありましたが、これほどのものを間近に見られるということに至福の喜びを感じざるを得ませんでした。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　若草山で柿の葉寿司のお弁当をとったあとは、いよいよ桜見物です。奈良公園内でも人影が少なく、ゆっくりした気分で見られるところがあります。それは奈良県新公会堂の中庭です。広い芝生の庭園なのですが、あまり知られていないのか、訪れる人は少ないです。その奥に、しだれ桜が１本満開の時を迎えていました。熊本の「一心行の大桜」まではとてもいきませんが、結構な大木で幹に近づくとピンクの傘の中に入った気分になります。ここでは人に気にせず写真をとることができました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　最後に奈良町に入り、元興寺の塔跡ごに咲くチューリップと、元興寺の極楽殿脇にある石仏群に積もる桜の花びらを写真に納めることができました。春のいい１日となりました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Resize0275&quot; alt=&quot;Resize0275&quot; src=&quot;http://hishiya.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2012/04/18/resize0275.jpg&quot; border=&quot;0&quot; /&gt;&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;img title=&quot;Resize0269&quot; alt=&quot;Resize0269&quot; src=&quot;http://hishiya.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2012/04/18/resize0269.jpg&quot; border=&quot;0&quot; /&gt;二月堂&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;img title=&quot;Resize0271&quot; alt=&quot;Resize0271&quot; src=&quot;http://hishiya.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2012/04/18/resize0271.jpg&quot; border=&quot;0&quot; /&gt;新公会堂&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;img title=&quot;Resize0273&quot; alt=&quot;Resize0273&quot; src=&quot;http://hishiya.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2012/04/18/resize0273.jpg&quot; border=&quot;0&quot; /&gt;興福寺　&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;img title=&quot;Resize0274&quot; alt=&quot;Resize0274&quot; src=&quot;http://hishiya.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2012/04/18/resize0274.jpg&quot; border=&quot;0&quot; /&gt;元興寺塔跡　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>日記・コラム・つぶやき</dc:subject>

<dc:creator>モクモク</dc:creator>
<dc:date>2012-04-18T13:03:41+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://hishiya.cocolog-nifty.com/mokumoku/2012/04/post-043a.html">
<title>「幻蝶」　兵庫公演　１４日　昼の部を観て　</title>
<link>http://hishiya.cocolog-nifty.com/mokumoku/2012/04/post-043a.html</link>
<description>　「幻蝶」という言葉から、どこか現実離れした幻想的な物語をイメージしていましたが...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　「幻蝶」という言葉から、どこか現実離れした幻想的な物語をイメージしていましたが、客席を笑いの渦に巻き込むほどのコメディ仕立ての舞台になっていました。幻の蝶を追い求める二人の男が主人公なのですが、社会の裏側まで知り尽くしたベテランの蝶屋（蝶愛好家）・戸塚が、純真で引きこもりがちな青年・真一に対して、大人のトークや、下半身を含めた大人の遊びを教え込もうとするあたりが可笑しい。実践派で感覚に頼る戸塚に対して、理論派で知識に頼ろうとする内海の対比する人間模様も面白い。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　話は蝶探しからしばし外れ、街のヤクザやストリッパー、山の管理会社の職員などがからみ、それぞれの人生の重さ、生きづらさが語られていきます。生き抜くためになんでもしたと言う管理会社の社員に対して、「ほんとに、よくがんばったよ」と戸塚が言うセリフは、自分の人生ともだぶりこみ上げてくるものもありました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　そのため幻の蝶探しは、彼らにとって現実からの逃避のように映ります。しかし、この作品はそんな単純なストーリーを用意していたのではありません。今見ている現実の方が実は夢であって、追い求めている幻の蝶こそが信じるに足りるものという、不思議な感覚を表現しているかのようでした。不確かな時代や生きづらい社会の存在を一度疑ってみれば、あるかもしれない別の世界が見えてくるのかもしれません。幻の蝶のように。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　戸塚役の内野聖陽。豪放で優しいけれども、蝶取り以外はカッコ良くない、さえない中年男の姿を、お尻を見せるほどまでに熱演していました。真一役の田中圭。内向的でひ弱だけれども、秘めたる熱い心のあることを、ひたむきな演技でよく表していました。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>観劇</dc:subject>

<dc:creator>モクモク</dc:creator>
<dc:date>2012-04-14T21:17:10+09:00</dc:date>
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