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2009年5月24日 (日)

休校中の入院

 おりしも学校が新型インフルエンザで休校になっているこの1週間、自分はH市総合病院に入院しておりました。休校中の生徒はたぶん誰ひとり僕の入院は知らなかったと思います。何しろ入院直前まで一緒に修学旅行を楽しんでいたのですから。

 病名は転移性肝腫瘍。10年前のガン発病以来2度目の肝臓への転移となりました。転移の告知を受けてからの、当初から予定されての入院でした。治療の方法は、肝動脈化学塞栓療法(TACE)というものです。局所麻酔をした右足の付け根にある動脈から細い管(カテーテル)を通し、肝臓にある腫瘍近くまで来たら、抗がん剤をまぜたゼラチンスポンジを詰めて血管をふさぐというものです。簡単に言うとガンを「兵糧攻めに」してつぶすという作戦です。

 意識のある中行われますが、特に痛みや不快感はありませんし、特に緊張もしませんでした。というのも実は検査を含めてこれで3度目となるので、余裕があったのかもしれません。それでも看護師さんは、常に声をかけてくれて気をつかっていただいたし、BGMに女子十二楽坊をかけてくれていました(看護師さんの趣味か?)時間は2時間くらいでした。

 しかし、この療法が苦しいのは、終わってからなのです。動脈に穴を開けているわけですから、その後右足を絶対動かしてはなりません。安静状態を保たねばならないのです。10年前はそれが、翌日の朝までその状態を維持しなければなりませんでした。それがなんと言っても、苦痛だったのです。しかし今回は幸いにも、システムが変わったらしく、なんと安静時間は6時間に短縮されていたのです。よって夕方には解放され自由になれました。といっても、6時間でも腰は痛くなるし、何もできないしで難行には違いはありません。その後2日間は抗生物質などの点滴を受け、傷口からの出血や痛みが無いことを確認して6日間で退院できました。 あとは、なんとか次のCT検査で腫瘍が消えてくれることを願うばかりです。

 この10年で肝動脈化学塞栓療法(TACE)も進歩したようです。モニターも液晶が使われていたし、より正確に位置がわかるような最新のレントゲン機材が使われていました 医師や医療
技術を信じ、ひたすら自分にも免疫力をつけていくことをおこたりなくやっていきたいです。最後に献身的にかかわっていただいた医師や看護師の方々に感謝したいと思います。 

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