ドラマ「DOOR TO DOOR 僕は脳性マヒのトップセールスマン」を観て
アメリカで脳性マヒという「障がい」を乗り越え、トップセールスマンであり続けたビル・ポーターさんを描いた『きっと「イエス」と言ってもらえる』のテレビドラマ化。
「働く」ということが人にとってどれだけ大事なことか、よく伝わったドラマでした。
働くというのはただ食べていくためのものではないのです。働くことで自立し、初めて自分が社会に認められるのだということ。障がいを持つがゆえに、主人公にとってのその気持ちはより強いものがあったのだろうと思います。しかし、身体が不自由で言語障害もある者がセールスマンをするということ自体、並大抵ではない気力と勇気がいっただろうことは想像を絶するものがあります。「やりたいことと、できることは別だ」という言葉が出てきます。その仕事が自分のやりたいことではなくても、できるように努力をすればきっと自分の仕事になるというような意味だと思います。やりたい仕事ばかり追い求めていては、いつまでも続けられる仕事には出会えないと。とにかく、与えられた目の前の仕事にベストをつくしてみるということ。主人公は何度もはねのけられようとも、「ピンチをチャンスにする」という前向きな態度で、ついにはその誠実さが顧客の心をつかんでいくのです。ニートと呼ばれる若者達にもぜひ観て欲しいドラマだと思いました。
ドラマ「マラソン」に引き続いて、障がい者を演じた二宮和也。不自由な身体表現の中にも、ひたむきな姿をにじませたいへん感動させてもらいました。
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