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2008年12月 6日 (土)

映画「ハッピーフライト」を観て

 矢口史靖監督作品。初めての国際便の乗務となったCA(キャビンアテンダント)の斉藤悦子(綾瀬はるか)、機長昇格のための最終審査となったコーパイ(副操縦士)の鈴木和博(田辺誠一)、彼らが乗り込んだANAホノルル便だったが、途中でコンピューターの速度表示にトラブルがおこり、羽田空港に引き返すことになってしまう。
 
 矢口監督の映画づくりのうまさは、本当に素晴らしいものを感じます。一機のフライトにかかわる人間模様、仕事模様をあるときは緊張感を持って、あるときはコミカルに描くその緩急自在の展開は、観ていて決して飽きることはありませんでした。しかし、この映画にはどれだけの職種が登場したのでしょうか。パイロット、CA、整備士、管制官、グランドスタッフなどなど。(空港で鳥を追い払う係員や、ディスパーチャーといわれる天候や航路のサポートをする仕事があるのも初めて知りました)しかもこの映画では、カッコ良く華やかに見えるそれぞれの仕事の、我々が知りようがない裏側での厳しさやつらさをもつぶさに描いていきます。それはあたかもNHK教育の「あしたをつかめ」という職業紹介の総合版を観ている感もありました。仕事のプロとして生きるとはどういうことかを学ぶ一種のキャリア教育の教材にもなりそうです。それともう一つは、若い人を育てようとするベテランの姿です。若い人に決しておもねることなく、時には恐れられながら、煙たがられながらも、しっかりと難局を切り抜ける力を植え付けようとする彼ら彼女らの仕事ぶりには感銘すら受けました。特にチーフパーサー(寺島しのぶ)の客に謝るだけでなく、責任を持ってサービスを遂行しようとする言葉には本当に胸が熱くなりました。

 新米CAを演じた綾瀬はるかは、その持ち味のキャラがよく生きていました。グランドスタッフの田畑智子、親しみの持てるおもしろいお姉さんという演技で楽しませてもらいました。個人的には、ふだんはパソコンも扱えず部下にさげすまれながらも、いざというとき本気になって事を解決していくという岸辺一徳が演じた上司の役が良かったです。

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