KAZUMASA ODA TOUR 2008 今日もどこかで FINAL 20日 京セラドーム
今、昨日のコンサートの余韻のさめぬままに、小田さんのCDを聞きながらこのブログを書いています。大阪城ホールであった2度のツアーはいづれもはずし、満を持してやっと手に入れたチケットが、ツアーのFINAL公演ということで感無量の気持ちで京セラドームに向かいました。
会場に入ると、どこに球場があったのかと思わせられるほど、スタンドもフィールドも人で埋め尽くされ、しかも雰囲気は成熟した熱気というような小田和正のコンサートならではのものを感じることができました。自分はその数万の観客のひとりに過ぎなかったわけですが、自身は小田さんと心からふれ合えたような気がしました。
それは、「愛を止めないで」などでマイクをたびたび観客に向けられ、また時には小走りに時には自転車で、会場のいたるところに手を振られ、ひたすら歌声を届けようとされていた思いが伝わったからだと思います。MCで歳のことをよく話題にされていました。「先だっても、・・・『せんだっても』なんて言葉は若い時は使わなかったけどな」、「船頭さんという歌を聴いてどきっとしましたよ、♪村の渡しの船頭さんは今年60のおじいさん♪」「なんで歳をとると、椅子に足の小指をぶつけるんでしょうね」などなど笑いを誘っておられました。確かに話し方などはどこか好々爺という感じもなくはなかったですが、それでも3時間近くのコンサートでその透き通った高音は少しもかすれることなく、最後まで熱唱されていました。きっと気持ちや感性がいつもみずみずしいから、いつも輝いておられるんだと思いました。
「さよなら」などオフコース時代のなつかしい曲はもちろんのこと、初めて聞いたり新しくつくられた曲を聴いても、やっぱり心を振るわせられるのは、澄みきった歌声とともに歌詞のやさしさ、温かさにあると思います。よく言葉に出てくる「僕」と「君」そして「あなた」と二人の世界の、時を越えてまで「愛しているか」と自分に問いかけ、小さなできごとにも幸せをみつけようとされるその思いに共感し涙するからだと思います。そして二人の世界だけではなく、子どもや家族や出会ったすべての人たちに、だいじょうぶだよ、ひとりじゃないよ、誰かがいつも君を観ているよ、と人と人とのつながりをも大切にしたいというメッセージがこめられているからだと思います。
最後、幾万の魂が揺れるように見えた美しいペンライトが振られる中で、別れを惜しむかのように何度も何度もアンコールに応えて頂きました。ほんとうに素晴らしい時間を多くの方と共有でき、幸せな気分のままに帰路につくことができました。
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